Tuesday, January 17, 2006




受話器を通した

私の名前を呼ぶあなたの声が

私の鼓膜にまとわりつく


脳にまで達して

果ては私の心を支配する



もともと言葉少ななあなた



たまには好きだと言ってよ

とせがんでみると

ぶっきらぼうに「好きだ」と言う


そんな時は笑っていられるけど



たまにある胸が締め付けられるような沈黙


言葉にならない想い

言葉にならない言葉


それを発してくれる時が

そういう時のあなたの声が一番好きなのよ






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